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島の未来環境
 
「未来の環境を考える広場」 は、宮古島を数百年後も今の宮古島よりさらに美しい環境に囲まれた島にするために、みんなで考え、意見交換をしていく広場です。
 
失われた生態系を再生する4つのステップ
 
 

失われた宮古島の生態系を取り戻すには、どのようなプロセスが必要でしょうか?
一度失われた、または失われつつある生態系を取り戻すにはとても多くの作業が必要です。 それらを作業グループ別に分けると、上の図にある4つのプロセスになります。

1. 植物や生き物の数が減った原因を究明する(リサーチ)
 

消滅、または消滅の危機にある植物や生き物の数が減った原因を究明します。
このプロセスは教育上とても良い体験となりますので、小学生から中学、高校生まで、クラスごとの自由研究として作成してみましょう。 宮古島キッズネットによる自由研究のための参考フォーマットには以下の調査課題があります。

 
(a.) あなたの住んでいる地域の植物と生き物は、昔と今とではどのように変わりましたか? 家族や近くのお年寄りの助けをかりて、昔はあったのに今はあまり見かけなくなった植物や生き物をリストアップしましょう。
(b.) それらの植物や生き物がなぜ無くなったり、消滅の危機にあるのでしょうか? 原因をできるだけ詳しく調べてみましょう。
(c. ) 昔の土地の利用状況と今の利用状況を絵に描いて、その違いを比べてみましょう。
(d.) (c.)の変化によって失われたものは何かを調べてみましょう。
(e.) (c.)を昔の状況に戻す方法はありますか? もし無いのであれば、その地域内の他の場所で昔の状態に近い環境を再生する方法を考えてみましょう。
  (a.) から (e.) .までのプロセスは学生だけが対象ではなく、このプロジェクトを進める地方自治体や県、国など行政が行う場合でも同じ内容のリサーチが必要になります。
   
2. 再生させるための構想を組み立てる(プラニング)
  消滅の危機にある植物や動物のなかで、急いで再生しなければならないものに優先順位を付けて、優先順位の高いものから再生させるための構想を組み立てます。
   
3. 生態系の再生計画と作業工程の作成(エンジニアリング)
  生態系の再生プロジェクトで最も大切なプロセスが再生計画とプロジェクトを順調に進めるための作業工程 (エンジニアリング)です。
 
STEP 1: まず、失われた原因を取り除くことです。 取り除くことが完全にできないときは、近くに代替地を探し植物や生き物が生きやすい環境を作ります。
STEP 2: 新しく育てる植物や生き物が間違いなく地元の原生種であることを確認するために、DNA検査を行います。
STEP 3: 植物や生き物の専門家や民間研究者の助けを借りて、再生を確かなものにするための技術的なロードマップ(手順表)を作ります。
STEP 4: 現在そして未来環境での生態系維持を確実に生存させるための技術開発を行い、ノウハウの蓄積を続けます。
 
 
4. 再生後その状態を持続させる体制作り(サステイニング)
 

再生後その状態を持続させることが、生態系を取り戻すプロセスで最も難しいものです。 再生の第一世代を育てるのは、インキュベーション手法(育成器システム)で以外にあっさりと出来ますが、問題は自然環境の中で植物や生き物の繁殖活動がうまく始まるかどうかです。

これが出来ていなかったり、繁殖活動が活発かつ順調に行われない場合は一時的な効果だけで、生態系を取り戻したことにはなりません。 世代を繋いで継続できる総合的な体制作りが必要です。

また、行政は予算のある時のみ事業支援が可能となりますが、切れ間のない社会事業や環境事業を続けるためには地元の市民レベルでの事業参加体制と必要資金の調達方式をしっかりと作り上げる必要があります。

(宮古島キッズネット運営管理部 2015年8月9日)
 
 
 
 
島の未来環境 「もしも」 を想像してみてください
宮古島の未来環境
 
もし、宮古島が今のまま開発を続けていくと、数百年後には自然の再生力を失ってしまい、樹木がほとんど無くなってしまうかもしれません。

そして、長年にわたり開発に使われたコンクリートの量だけが増え続けて島の外にまで広がり、宮古島を衛星写真で見ると、このイメージ画像のようにコンクリートの上に乗せられた小さな島のように見えるかもしれません。


「未来の環境を考える広場」 は、宮古島を数百年後も今の宮古島よりさらに美しい環境に囲まれた島にするために、みんなで考え、意見交換をしていく広場です。
 
「もしも、宮古島がこうなったら」 について考えよう。
 
1. 開発が進むと、海岸線の自然が少なくなってしまう。
2. たくさんの人が集まる場所が増えると、施設や駐車場などのために多くの土地がコンクリートやアスファルトでおおわれ、“ヒートアイランド現象” といわれる、まわりより気温の高い部分ができたり、植物の生息面積が減るなど環境変化がおきる。
3. 道路が整備され交通量が増えると、島の内陸部に住んでいる生き物が海岸にいけなくなるなど、島の生き物が昔から行ってきた行動ができなくなってしまい、生態系を変える。
4. 森が少なくなると、宮古島の原生種(もともと宮古島に生えていた植物や生きものなど)が次々と減少したり絶滅(ぜつめつ)してしまう。
5. 島の緑が減ると、土壌(どじょう)に含まれる豊かな栄養素も少なくなる。 腐葉土(ふようど) といわれる土壌の栄養が少なくなると、島の周辺の海水に含まれる栄養も減って、珊瑚や魚、海中生物の数も少なくなる。
 
 
ここで “サステイナブル(持続可能な)” という言葉をおぼえよう。
 
環境問題について調べる時、よくでてくる言葉のひとつがサステイナブルです。 サステイナブルとは英語で sustainable と書きますが、その意味は 「持続可能な〜」ということです。
では 「持続可能な〜」 とは、環境がどのような状態になることを言うのでしょうか?

サステイナブルという言葉を環境問題で使う時は、 「地球環境や、私たちのまわりの自然環境がもともと持っていた状態を維持させながら発展をとげる方法」 のことです。
 
宮古島を “サステイナブル” 持続可能な島にするために、私たちができること。
 
1. 自分の畑や土地がある家庭は、できるだけ多くの在来種の木や草を育てる。
2. 昔から草木が生い茂っている場所は、そのまま保存する。
3. 湿原や海岸近くに生えている外来種の植物を取り除く。
4. 海岸の植物が育っている場所の漂着(ひょうちゃく)ゴミをとりのぞき、植物が育ちやすいようにする。
5. 畑以外の場所に除草剤を使わないようにする。 除草剤は、外来種と共に在来種にもダメージを与えたり死滅させます。
6. 島の湿原地帯への雨水が流れ込みやすいように、湿原のまわりの水路を清掃する。
7. 植物や生物の種類が急速に減っている場所があれば、地域の学校や自治組織が協力してその原因を調べ、改善のために活動する。
 
 
宮古島キッズネット運営管理部 (2013年11月3日)

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